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肩こりの原因は、歯を接触させる癖!?!

厚生労働省が肩こりの原因について、今まであまり知られていなかった見識を発表しています。

通常、姿勢の悪さや運動不足が、肩こりの主な原因だと考えられています。

しかしそれらの原因の他に、「上下の歯を接触させる癖(=TCH/歯列接触癖)」も原因の1つと発表しました。

何故「上下の歯を接触させる癖」によって、悩ましい肩こりを発症させてしまうのでしょうか。

この歯列接触癖は歯ぎしりなどとは異なり、無意識に歯を接触させてしまう症状をいいます。

そして…長時間、歯を接触し続けると、顎関節(=がくかんせつ)に負荷が掛かる→すると、顎関節の回りの筋肉:咬筋(=こうきん)も過度の緊張状態になる→結果として、顎関節や咬筋の負荷を補おうとするため、首から肩周り/胸の筋肉にかけて強い緊張感が伝わり、肩こりを発症させてしまうのです。

(顎関節=上顎と下顎の接触部分をいいます。)

では歯列接触癖が出ないようにするためには、何をしたらいいのでしょうか。

ポイントは、口内をリラックスさせることが必要です。

(口内をリラックスとは、歯の力を抜くことをいいます(=上下の歯を離す)。)

口内がリラックスできるようになれば、自然と首/肩/背中や胸の緊張も和らぎ、肩こり自体も解消されます。

肩こりがまったく治らないと痛感しているみなさん…是非、口内リラックスも肩こり解消法として取り入れてみてはいかがでしょう。