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四十肩とよく似た症状~肩変形性関節症

「肩から腕にかけて痛みを伴い、腕が上がらない」…この症状を見る限り、ほとんどの方が四十肩/五十肩だと思ってしまうのではないでしょうか。 しかし、自己判断で病状を決めつけてはいけません。 何故なら病気が間違っていたとしたら、治療法も間違ってしまう可能性があるからです。 (治療法が間違ってしまえば、治癒するものもしなくなります。) では上記のような症状を発症する、四十肩/五十肩とよく似た病気とは? その病気は、肩変形性関節症といいます。 何かしらの原因によって、肩関節の軟骨が傷む/すり減ったとします。すると人間の身体は、その軟骨を修復しようとしますが、修復ができない場合もあります。 出来なかった結果、軟骨はよりすり減り…肩周辺の様々な組織が、炎症を発症してしまうのです。これを肩変形性関節症といいます。 また肩変形性関節症は、スポーツ選手や中高年以降の肥満女性に多く発症する傾向にあります。 この項では肩変形性関節症を取り上げましたが、四十肩/五十肩とよく似た症状を発症する病気は少なくありません。 どちらにせよ、きちんと診察を受けることが治癒への近道です (※四十肩/五十肩とよく似た症状…腱板炎/腱板断裂/肩峰下滑液包炎/上腕二頭筋腱炎/石灰化腱炎/頚部脊椎症/肩関節炎)