TOP > 四十肩の予防・改善 > 動物も肩がこる???

動物も肩がこる???

四十肩の予防・改善 No Comments

私たち人間は、数少ない二足歩行をする動物です。

そして二足歩行によって、様々なものを得てきました。

しかしその代償として、二足歩行ならではの疾病を発病します(=例えば肩こりや腰痛)。

ここで、ふと疑問を感じることがあります。「肩こりは人間特有の疾病」といいますが、実際のところはどうなのでしょう。

単純に考えれば、犬や猫・猿なども肩こりになるような気がするのですが…

(椎間板ヘルニアといった腰痛は、犬や猫たちも発症することがわかっています。)

ここでまず、どうして「人間だけが肩こりになると考えられているのか」について触れたいと思います。

人間は二足歩行を得た代わりに、四足動物より高い位置で、重たい脳みそを支えなければならなくなりました。

そうした負担が生じ続けることによって、肩こりを発症すると考えられています。

(ちなみに二足歩行の代償として、肩こり・腰痛の他に水虫があります。)

そう考えると(理論的)、犬や猫は肩こりにならないと思うのですが…よく犬や猫の肩周辺を揉んでやると、非常に気持ち良さそうな表情をするのです。

もちろん動物の言葉はわかるわけもありませんが、そういう雰囲気を見るにつけ…犬や猫にも、肩こりのようなことがあるのではないかと思います。

肩こりにおける年代別調査

四十肩のアレコレ No Comments

ある医薬品メーカーが、「初めての肩こり」に関するインターネット調査を実施しました。

(年齢18~20歳 男女1.000人が対象)

すると10代の若者に、想像以上の肩こり経験者がいることがわかりました。

~「いつも肩こりを感じている=約15%」「ときどき肩こりを感じる=約38%」「まれに肩こりを感じる=約22%」~

つまり、約75%の若者が肩こりを感じているわけです。

また10代の若者で、最も多かった肩こりの原因は「職場・学校でのストレス=約38%」というものでした。

(その他の原因=姿勢が悪い/長時間、同じ姿勢で座っている(学校やパソコンの前で))

このインターネット調査からわかること…

もはや肩こりは、中高年層の症状ではないということです。

そして10代の若者は、四十肩/五十肩の予備軍以外の何ものでもないと…

しかしこれだけ増加している肩こり予備軍ですが、注意することによって減少することができます。

当たり前のことかもしれませんが「運動をする/姿勢に気を付ける」等々、少しだけ意識付けさえすれば、必ず肩こりは解消されます。

(もちろん今の状態を継続するならば、将来ひどい肩こりに悩まされるのは、火を見るよりも明らかです。)