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四十肩の気を付けたい姿勢

四十肩のアレコレ No Comments

猫背姿勢は、首や肩こり・背中の痛み、四十肩にもなる可能性が高いのです。猫背だと肩関節が前に出て腕を万歳した状態でも耳よりかなり前になってしまいます。しかも、猫背だと、背骨(脊椎)がS字カーブのバランスが崩れ、7~8kgもの重たい頭を首と肩だけで支えなければならなくなります。そのため、首と肩の筋肉が過度に緊張してガチガチになってしまいます。

首から肩・背中の筋肉は何層にも重なって繋がるように脊椎と肩の骨を支えています。ですから、首・肩こりから始まって肩の筋肉もガチガチになり、肩関節が前に入り込んでいる状態のまま固定されてしまいます。

猫背になると胸の筋肉が縮んで内臓が圧迫され、背中の肩甲骨は開いてしまいます。そのため背中の肩甲骨周辺の菱形筋が伸びきってしまいます。その結果常に菱形筋が常に緊張している状態でガチガチにこり固まって血行も悪くなります。

その状態のまま放置しておくと、気がついた時には腕を上げようとした時に、腕が頭の前までくらいしか上がらず、ビックリするようになることも多いのです。正常な場合は万歳をして耳の横辺りまで手が上がります。

これはまだ軽症な方です。腕が上がらず無理をすると、激しい痛みがあったり睡眠時に急に痛むこともあります。

このようなことにならないように、20代からラジオ体操をしたり、日常的にヨガやストレッチをして筋肉を柔軟にしておきましょう。30代だって四十肩にはなるのです。

また腹筋や背筋を鍛えると猫背になりにくいですよ。さらに姿勢正しく頭を天井から糸で吊られたような位まっすぐにのばし、自然に手足を動かすと歩き方も美しくなります。

みなさん、猫背には気をつけましょう。

温泉の効能で四十肩を緩和しストレス解消

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温泉で「四十肩・五十肩・リウマチに効く」という効能表示に書いてあるのを見たことのある方も多いでしょう。ところが、温泉の効能が身体の深部の神経や筋肉に作用して治癒効果があるということではないのです。

温泉の成分による化学物質が皮膚に付着して、皮膚に一番の効能があります。皮膚に一番作用があるのが「美人の湯」といわれる温泉があるように、お湯に含まれる成分が皮膚に付着することで、お肌の炎症に効果があったり、お肌のすべすべ効果etcです。

でも、四十肩・五十肩・リウマチに効果があるのも嘘ではないのです。お湯に含まれる化学成分が皮膚に付着することで皮膚に膜を作り、保温効果とその持続が自宅のお風呂と比ではないのです。その結果、血行が良くなり、痛みが緩和するというわけです。

自宅のお風呂と同じように、体を洗った後に、温泉に浸かり肩までゆっくりとつかります。両肩に交互にお湯をバシャバシャとかけて首から肩にかけてゆっくりと温めます。温泉につかりながら、温泉の縁に両手でつかまって痛くない程度に肩を思いっきり伸ばすのも効果的です。但し数回程度にしておきましょう。

打たせ湯がある温泉では、お湯の水圧とお湯の温度でダブルの効果です。打たせ湯の当たる位置を左肩から背中から右肩へと行ったり来たりして肩を揉みほぐします。

その後、外湯で半身浴を10分~20分くらい行い、桶で肩に湯をかけます。美しい景色の露天風呂で半身浴を行った後に最後に首までゆっくり浸かりましょう。但しのぼせそうになったら半身浴をすると景色の美しさにお風呂にいつまでも入っていられそうです。

こうして心の洗濯もして、四十肩の緩和とストレス解消に効果的です。