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肩の血行が悪いと四十肩になりやすいってホント?

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四十肩になってしまう原因には何があるのか?

年齢が上になるにつれ、五十肩や四十肩になりやすくなります。これは、主に40~50代の方に多く見られる傾向があります。四十肩と五十肩は、言い方は違いますが、症状は同じで、腕が前や横に上がらなくなってしまいます。

他にも後ろに回せない、動かす時に痛みが走る、力仕事ができないなどの支障が出ます。激しい痛みは、主に二の腕~肩にかけて発生し、寝ている時にも、肩の痛みで目覚めてしまう方もいらっしゃいます。

血行不良による筋肉硬直が四十肩を招く!?

四十肩になってしまう原因は、明確にはされていませんが、肩の周りの筋肉が、疲労によって硬直してしまい、伸び縮みしにくくなっている事が考えられます。ある説によると、肩から腕の筋肉の疲労が原因の血行不良も原因として挙げられています。

あるいは、いつも横向きに寝る習慣のある方は、常に同じ側の肩にばかり負担がかかってしまうため、血行が悪くなり、四十肩になりやすくなってしまうと考えられています。

四十肩や五十肩を治したい!

原因はともあれ、四十肩や五十肩を治すには、どんな対策をしていけばいいのでしょうか。まず、寝る時には、仰向けに寝るなどして、肩や腕が痛い場合には、腕と肩の下に、バスタオル、あるいはクッションなどをはさみましょう。こうする事で、肩が少し持ちあがる態勢になるので、負担が軽減されるのです。

一番いけないのは、肩や腕を下にして、横向きに寝てしまう事です。血行不良になってしまい、治りが遅くなってしまいます。痛まない側の腕を、いつも下にして寝ると、そちらの腕が痛くなってしまうので、十分に気を付けましょう。

少し冷やすと楽になる!

肩が痛む場合には、少し冷やすと楽になります。普段運動を好む方も、四十肩になってしまった時には、運動は控えましょう。無理に動かすのも、よくありません。しかし、ズキズキと痛まない時には、血行改善の意味では、四十肩改善に効果がありますので、様子を見ながら動かしてみてもいいでしょう。

ホットパックなどで、温めながら寝るのでも、効果的です。ただし、低温火傷しないように気を付けましょう!

猫背気味の方も要注意!

普段から猫背気味の方や、頭や肩が前方に出てしまっている方は、背骨から腕につながる神経が、根元のところで影響され、肩や腕の痛みの原因になっていると言われています。

しかし、四十肩を緩和させたいという想いで整体などに通われる人は、肩の可動域が制限されているだけでなく、身体を左右にひねると、ひねりにくい向きがあったり、足の上げ下げでも、左右の足で大きな違いが生じる事があるようです。これは、身体がアンバランスになってしまい、骨格が歪んでいる証拠です。この歪みのせいで、肩や腕などに負担が大きくかかる箇所に、痛みが生じてしまうのが、四十肩だと言えます。

繰り返しならないための四十肩対策

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四十肩とは

肩の関節は、あまり動かさないと、筋肉が凝り固まり、炎症が起こりやすくなってしまいます。普段から、予防のために肩の運動をしておくといいでしょう。中年期になると、四十肩や五十肩になってしまう方が増えてきます。治療は、薬ではなく、運動療法が中心となります。

四十歳を過ぎた頃から、運動をすると、軽い肩の痛みを感じるようになったという方も多いです。四十肩・五十肩というのは、正式病名ではなく、正しくは、「関節周囲炎」といっています。適当な対策をしていれば、いったんなってしまっても、完治させる事も可能です。しかし、肩の痛みを常に我慢しながら日常生活を続けてしまっていると、そのうち肩関節が固まってしまい、動かなくなる場合もあるので、注意しましょう。

肩関節を痛めてしまう原因

四十肩になるのは、年齢も影響していますが、その他にも、運動不足が原因である事も多いです。肩関節を使わないと、肩関節は次第に老化していってしまいます。老化させないためには、運動が必要です。肩の痛みを感じたら、まずは定期的に運動する事や、肩のストレッチをするようにしてみてください。

四十肩になってしまった時の対策

四十肩の場合、炎症が強い最初の頃はできる限り動かさずに、安静にしているといいでしょう。炎症が鎮まってきて、落ち着いてきたら、痛くない範囲で動かしていきます。痛みがひどく、炎症が強い場合には、10~20分程冷やすといいでしょう。