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肩こりの様々な原因について

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肩こりの発症には、「肩周辺の筋肉を動かさない」といった以外にも様々な原因が考えられます。

ある時、私はある雑誌にこう書かれていることに目が留まりました。

「血行を良くすれば、肩こりは緩和される」と…もちろん、私もその意見に賛同します。

しかし、肩に温熱シートを貼ったらじきに緩和する?といえば…そうではありません。

何故なら、瞬間的に血行を良くするのでなく継続的に血行を良くすることで、初めてその効果が表れるからです。

では、継続的に血行を良くするには?…私は、こう考えます。

「ストレスを溜めない/発散させること」だと…。

イライラしてストレスが溜まってしまうと、交感神経が緊張状態→血行が悪くなるからです。

ただ…私たちの回りには、ストレスを生み出す様々な現象が存在します。それは、人間関係/仕事の悩み等々です。

そうしたストレスの要因を、すべて取り除くことは不可能です。

私たちはストレスを正面から受け止めるのではなく、少しだけかわす(=跳ね返す)方法/イメージを自分自身の中に見つけておくべきではないでしょうか。

そうした方法/イメージを少しずつでも身に付けてければ、しつこい肩こりの痛みも緩和すると思います。

毎日、簡単なことから…(もちろん、私は自分なりの方法/イメージを身に付けています。)

 

 

肩こりの原因は、歯を接触させる癖!?!

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厚生労働省が肩こりの原因について、今まであまり知られていなかった見識を発表しています。

通常、姿勢の悪さや運動不足が、肩こりの主な原因だと考えられています。

しかしそれらの原因の他に、「上下の歯を接触させる癖(=TCH/歯列接触癖)」も原因の1つと発表しました。

何故「上下の歯を接触させる癖」によって、悩ましい肩こりを発症させてしまうのでしょうか。

この歯列接触癖は歯ぎしりなどとは異なり、無意識に歯を接触させてしまう症状をいいます。

そして…長時間、歯を接触し続けると、顎関節(=がくかんせつ)に負荷が掛かる→すると、顎関節の回りの筋肉:咬筋(=こうきん)も過度の緊張状態になる→結果として、顎関節や咬筋の負荷を補おうとするため、首から肩周り/胸の筋肉にかけて強い緊張感が伝わり、肩こりを発症させてしまうのです。

(顎関節=上顎と下顎の接触部分をいいます。)

では歯列接触癖が出ないようにするためには、何をしたらいいのでしょうか。

ポイントは、口内をリラックスさせることが必要です。

(口内をリラックスとは、歯の力を抜くことをいいます(=上下の歯を離す)。)

口内がリラックスできるようになれば、自然と首/肩/背中や胸の緊張も和らぎ、肩こり自体も解消されます。

肩こりがまったく治らないと痛感しているみなさん…是非、口内リラックスも肩こり解消法として取り入れてみてはいかがでしょう。