温泉の効能で四十肩を緩和しストレス解消
温泉で「四十肩・五十肩・リウマチに効く」という効能表示に書いてあるのを見たことのある方も多いでしょう。ところが、温泉の効能が身体の深部の神経や筋肉に作用して治癒効果があるということではないのです。
温泉の成分による化学物質が皮膚に付着して、皮膚に一番の効能があります。皮膚に一番作用があるのが「美人の湯」といわれる温泉があるように、お湯に含まれる成分が皮膚に付着することで、お肌の炎症に効果があったり、お肌のすべすべ効果etcです。
でも、四十肩・五十肩・リウマチに効果があるのも嘘ではないのです。お湯に含まれる化学成分が皮膚に付着することで皮膚に膜を作り、保温効果とその持続が自宅のお風呂と比ではないのです。その結果、血行が良くなり、痛みが緩和するというわけです。
自宅のお風呂と同じように、体を洗った後に、温泉に浸かり肩までゆっくりとつかります。両肩に交互にお湯をバシャバシャとかけて首から肩にかけてゆっくりと温めます。温泉につかりながら、温泉の縁に両手でつかまって痛くない程度に肩を思いっきり伸ばすのも効果的です。但し数回程度にしておきましょう。
打たせ湯がある温泉では、お湯の水圧とお湯の温度でダブルの効果です。打たせ湯の当たる位置を左肩から背中から右肩へと行ったり来たりして肩を揉みほぐします。
その後、外湯で半身浴を10分~20分くらい行い、桶で肩に湯をかけます。美しい景色の露天風呂で半身浴を行った後に最後に首までゆっくり浸かりましょう。但しのぼせそうになったら半身浴をすると景色の美しさにお風呂にいつまでも入っていられそうです。
こうして心の洗濯もして、四十肩の緩和とストレス解消に効果的です。