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四十肩と様々な予防方法

中高年層になれば、誰にでも発症しうる四十肩。
四十肩の発症は、様々な要因が考えられます。そして、何度でも再発する可能性もあります。そのような激痛を生じる四十肩に対して、私たちはいろいろな予防対策を行うべきだと思います。何故なら予防対策を行うことで、四十肩の発症を未然に防ぐことができるからです。

まず四十肩の予防対策として、毎日欠かさず行う適度な運動が挙げられます。1年を通じて、意識的に肩の関節を動かすことを心掛けてください。ただし、このサイトを読まれて「さぁ、肩の関節を動かすぞ!」と思った方も…仮にそれまでほとんど肩の関節を動かすことがなかった方にとって、一気に運動をすることは逆効果になります(肩を痛めてしまうことに…)。まずは無理をせず、出来うる範囲で肩の関節を動かすようにしてください(夏場は暑いから、肩の関節も動かす必要はないと変な勘違いをしないでください)。例えば朝晩放送されるテレビやラジオ体操等々は、非常に効果的です。ここで簡単に出来る肩の関節運動をご紹介致します。片方の腕で、もう一方の腕の付け根の部分の服を持って下さい。そして服を持った腕をそのまま円を描くように、ゆっくり大きく回してください。これだけでも十分、肩関節の運動になります。
そして、もう1つ四十肩の予防対策として、肩を冷やさないことが挙げられます。一瞬、冬場の方が肩を冷やすと考えられるかもしれません。しかし断然、夏場の方が肩を冷やしやすいのです。何故なら、夏場は薄着になってしまう…それと、室内の冷房の効き過ぎがあるからです。
私たちは肩の関節を冷やさないためにも、夏場に様々な工夫を考えなければなりません。

○夜就寝する時、冷房をつけっぱなしにしないでください。出来ればドライにして、タイマーを掛けてください。
○クーラーから放出される冷風を、直接肩に当てないような工夫を施してください(カーディガンを掛ける・ストールを羽織る等々)。
○絶対、暑いからといって肩を露出することをしないでください。ランニングを着るならティーシャツを…肩を隠すこと=冷えに対する予防対策になるのです。

毎日の運動=運動不足も含め肩の関節を柔軟に保つ、夏場の冷え対策=肩が冷える要因を勘違いしない…自分自身に対して起こりうる四十肩の前兆を見逃さないためにも、私たちは身体に良い日常生活を心掛ける必要があります(仮に見逃してしまったら…肩の関節を動かす・温めることをして、四十肩の進行を抑えることができます)。