TOP > 四十肩の予防・改善 > 四十肩とツボ/マッサージ
▽スポンサードサーチ


四十肩とツボ/マッサージ

四十肩は、40歳代の中高年に見られる肩の痛みです。正式名称は肩関節周囲炎と言います。そして四十肩に対する様々なアプローチとして、ツボ/マッサージも効果的な治療方法の1つとして挙げられています。

私たちの身体には、無数のツボが存在します。そしてツボを刺激することが、痛みの軽減に繋がっているのです。では、四十肩に効くツボは身体のどこにあるのでしょうか。四十肩の効くツボはある部分に集中しています…その部分とは、足の裏と手のひらです。

足の裏の場合…足の薬指と小指の股の間から、まっすぐ降りた膨らんだ部分に刺激を与えてください。そして、痛む肩と同じ側の足指を刺激してください(四十肩を左肩に発症した場合、左の足指)。
手のひらの場合…人差し指の付け根から小指の方に向かって、刺激を与えてください。
ここでツボを押す心得を紹介します。ツボを押す時、力を加減しないで押す・長時間、同じツボを押すことを絶対しないでください。それを続けると、治り掛けていた炎症を再び悪化させ、筋肉を傷つけてしまう可能性があるからです。

またツボを押す基本として、「押す」「揉む」「叩く」といった3つの動作があります。「押す」は、手の指の腹(肉)を使います。「揉む」は、揉みほぐす感覚です(どちらかと言えば、手のひら全体を使います)。「叩く」は軽くコブシを握り、トントントンと叩く感覚です。この3つの動作は、患部に軽い刺激を与える程度にしてください。そして、数分間行うようにしてください。

そして、マッサージです。四十肩の患部をマッサージする場合、すぐに痛む患部をマッサージしないでください。基本は、遠い部位⇒近い部位です。つまり、「手」⇒「腕」⇒「背中」⇒「胸」、そして肩へ…マッサージもツボ押しと同じように、やり過ぎてはいけません。患部の痛みが酷い状態であれば、「優しく擦る」感覚で十分だと思います。
またツボの場合、自分自身で押さえることも出来ますが、マッサージは第三者にしてもらわなければなりません。肩をマッサージしてもらう要領として、「少し力を入れて擦る」もしくは「親指・人差し指・中指を使って肩の筋肉をつまむように」…
四十肩へのアプローチとして、ツボ/マッサージは、ある程度誰にでもできる基本的治療行為だと言えます。四十肩を発症して、どうしても痛みが酷く身動きが取れなければ…治療院へ駆け込む前に、まず自分で出来うるツボ/マッサージを行い、痛みの緩和対策を行ってみてください。