TOP > 四十肩の予防・改善 > 四十肩の気を付けたい姿勢
▽スポンサードサーチ


四十肩の気を付けたい姿勢

猫背姿勢は、首や肩こり・背中の痛み、四十肩にもなる可能性が高いのです。猫背だと肩関節が前に出て腕を万歳した状態でも耳よりかなり前になってしまいます。しかも、猫背だと、背骨(脊椎)がS字カーブのバランスが崩れ、7~8kgもの重たい頭を首と肩だけで支えなければならなくなります。そのため、首と肩の筋肉が過度に緊張してガチガチになってしまいます。

首から肩・背中の筋肉は何層にも重なって繋がるように脊椎と肩の骨を支えています。ですから、首・肩こりから始まって肩の筋肉もガチガチになり、肩関節が前に入り込んでいる状態のまま固定されてしまいます。

猫背になると胸の筋肉が縮んで内臓が圧迫され、背中の肩甲骨は開いてしまいます。そのため背中の肩甲骨周辺の菱形筋が伸びきってしまいます。その結果常に菱形筋が常に緊張している状態でガチガチにこり固まって血行も悪くなります。

その状態のまま放置しておくと、気がついた時には腕を上げようとした時に、腕が頭の前までくらいしか上がらず、ビックリするようになることも多いのです。正常な場合は万歳をして耳の横辺りまで手が上がります。

これはまだ軽症な方です。腕が上がらず無理をすると、激しい痛みがあったり睡眠時に急に痛むこともあります。

このようなことにならないように、20代からラジオ体操をしたり、日常的にヨガやストレッチをして筋肉を柔軟にしておきましょう。30代だって四十肩にはなるのです。

また腹筋や背筋を鍛えると猫背になりにくいですよ。さらに姿勢正しく頭を天井から糸で吊られたような位まっすぐにのばし、自然に手足を動かすと歩き方も美しくなります。

みなさん、猫背には気をつけましょう。